私は不幸な人間です。

学校では『変人』扱いされ、とても理不尽な幼少期を

過ごしてきました。

 

「あなたのお子さん、おかしいですよ?」

・集団行動ができない

・授業中によくトイレに行く

・宿題をやってこない

などの理由で学校から親へ何度も電話された記憶があります。

 

貼られた『変人』というレッテル、精神科での検査の強要、

周りからのいじめもあり、進学する学校も親が決めた学校。

 

さすがに自分の子にまで同じ道を歩ませたくないですし、

自分と同じような境遇の子が少しでも減るよう祈りながら

気づいた事を書き留めたいと思います。

 

 

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公立学校は出る杭は必ず打たれる場所

残念ながら今の日本の公立学校は、

「普通を大量生産する事を目的とした場所」です

つまり個性は徹底的に排除され、校則や規律を守り

集団行動ができる普通の人だけが求められています。

 

確かに教員などの管理する側の人間からしてみたら

そのほうが楽である事は言うまでもありません。

皆同じ髪型をして、同じ服を着て、同じ時間に登校して、

同じ物を食べて、同じ授業を受ける子が優等生として扱われます。

 

ちょっとでも集団行動の輪から乱れれば、私と同じ

「変人」の扱いを受け、普通ではないという評価を受けます。

 

子の特性を活かしながら尊重してくれる学校を選べ!

ネームバリューや学力で学校を選ぶと必ず

後悔します。

候補に挙がった学校が何に力を入れているのかを

調べておく必要があります。

 

「見学」させてもらえるなら実際に子と足を運び、

場の空気や雰囲気を肌で感じてみたり、そこに通う

他の子が活き活きと目を輝かせているかどうかも

重要なチェックポイントです。

 

子の「得意な事」「苦手な事」「好きな事」「嫌いな事」を

見分けられる教員が多く在籍しているかどうかも、学校の

教育方針だったり、校長の人間性に大きく左右されます。

 

そういう意味では私立学校のほうが個を重視してくれる

可能性が大きいのではないかと思いますが、私立であっても

結局のことろは【人】であると思っています。

 

子の人生と親であるあなたの人生はイコールではない

私には中学時代に仲良くしてくれた異性がいました。

その異性と同じ高校に行きたい願望もありましたが

親の許しは得られず、別の高校を受験しました。

 

あの時、親に逆らえなかった自分にも不甲斐なさも

感じていますが、己の価値観を押し付けた親には

20年以上経った今でも恨んでいます。

 

親の敷いたレールの上の居心地はあまり良いものでは

ありませんでした。

楽しいはずの学校生活は親のエゴによってすべて

失われ、もう二度と戻ってくることはありません。

 

なので、後で後悔しない為にも

「自分は何がしたいか?」

「何に価値を置いているのか?」

を自分の中で決めておくことも大切です。

 

それが何もないと私のように人に流されてしまいます。

 

親と子の価値のすり合わせが必要

学費の面倒を見てくれるのは親ですが、

親の希望が必ずしも子の幸せとは限らないので

親と子で価値観の置き所を話し合う事が必要だと思います。

 

親の価値観の例

・ネームバリュー

・偏差値の高いところ

・学費や入学金などの費用の問題

・送り迎えが不要なところ

・スポーツ強豪校

・全寮制

 

子の価値観の例

・仲の良い友達が多いところが良い

・個性を教育方針で全否定しないでほしい

・苦手な事はなるべくしたくない

・宿題が少ないほうがいい

・制服のデザイン

・髪型にうるさくない

・頭のおかしな教員がいないところ

・やりたいスポーツがある

・通信制

・家からの距離