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KINTO(キント)とは?
トヨタ・レクサス専門の車サブスクリプション
サービスの事です。
3年・5年・7年のプランがあり、新車のトヨタ、
レクサスに乗り換えられるのが特徴。
トヨタ・レクサス正規販売店の車サービスを
利用するならまず『KINTO』をおすすめします。
KINTOのサービス利用に向いている人
◎保険料の高いはじめて自家用車を入手しようとする方
自動車免許とりたての若者が「任意保険」に加入
しようとすると6等級新規からスタートする事になります。
1年間無事故無違反なら翌年は6等級→7等級になり、
事故を起こせば翌年1等級or3等級ダウンする仕組みです。
【20歳(6等級新規)年間走行距離5000㎞】の年間保険料は
・マイカー共済 28万3450円
・FAPNEO 38万5150円
・イーデザイン損保 21万720円
・アクサダイレクト 31万6800円
・セコム安心マイカ保険 31万2120円
とかなり割高に設定されています。
KINTOでは任意保険料も料金に含まれていて、
万が一事故を起こしても初回であれば修理にかかる
自己負担が5万円までと設定されていれています。
弁護士費用やロードサービス、対物・対人無制限や
ご自身のけがを5000万円迄補償も付帯しています。
さらに頭金が不要で車にかかる諸経費が一定なので
働き始めの社会人1年目の若者にとってはメリットが
大きいのではないかと思います。
◎3年以内に免許返納を考えているラストドライバー
近年では高齢者によるアクセルとブレーキの
『踏み間違い事故』が増えています。
そんなニュースを見て自分もいつか事故を起こす前に
自動車免許を返納しようと検討されている方も多い
のではないでしょうか。
KINTOを利用すれば最新の【ブレーキ安全装置】の
搭載された新車に乗ることができます。
踏み間違えサポート:間違えてアクセルを踏んでもブレーキ作動
自動ブレーキ機能:歩行者や障害物にぶつかりそうになるとブレーキ作動
車線はみだしアラート:走行中車線をはみ出すとアラームが作動
後方確認サポート:後方に死角から走行する車を検知しドアミラーに表示
障害物お知らせアラート:壁などの障害物に近づくとアラーム音とディスプレイでお知らせ
パッソならば月額で3万円弱から乗れて、さらに
契約途中でやっぱり自動車免許を返納しようと考えが
変わっても解約金なしで解約できるという点が
大きなメリットだと思います。
古い年式の車を乗りつぶそうと思っても車検は2年ごと
なので消耗品パーツ交換が増えた分だけ車検費用が
思いのほか高額になる事も多いのではないでしょうか。
自動車免許の返納を前提としている場合なら
・中途解約金を心配する必要がなくなる
・車検の心配がなくなる
・アクセル踏み間違えのリスクを新車の最新機能がサポート
・自動車税や任意保険等は料金に含まれるので急な支出がなくなる
・車検や整備点検費用も料金に含まれているので安心
・毎月の支払い金額が一定になるので支出管理が楽になる
などの理由からKINTOを利用しないという選択肢がないぐらい
メリットだらけです。
ただし、5年・7年プランで契約すると免許返納でも
中途解約金が発生するのと、3年プランでも契約後
6ヵ月以内に免許を返納した場合も解約金不要とは
ならないので注意しましょう。
最後の車はKINTOにするという選択肢も
10年後20年後には当たり前の世の中になるかも
しれませんね。
◎車の総額より月々の支払額を抑える事を優先する方
例えば新型RAV4を頭金なし、マイカーローン(5年間)を
金利5%で購入した場合、月々の支払額は68500円で
さらに維持費が約4万円と駐車場代が別途かかります。
一方でKINTOの場合ガソリン代以外はコミコミなので
月々の支払額は58080円+ガソリン代7000円と必要に
応じて駐車場代と言った感じで、
駐車場代は土地相場で異なる為ここでは省くとして、
毎月の支払額で43420円もの差が生まれます。
新車で購入しても3年後には下取り価格は半額になり
5年後には新車価格のおよそ3分の1になります。
であれば、車の所有には敢えて拘らずに必要な期間で
車に乗れる権利を買った方がいいよね。
と価値を置き換えられる人には特におすすめです。
KINTOのサービス利用に向いてない方
△トヨタの新車を一括購入できる資金力がある方
トヨタのレクサスならポケットマネーで
一括購入できるよという資金豊富な方には
KINTOは向いていないと言えます。
一括で買えるなら購入してもらったほうが
ディーラーも喜びます。
そもそもKINTOは車離れで資金力乏しめの方にも
新車を乗って頂こうというコンセプトでできたサービス
なのですが、資金力豊富な方でも
・定期的に新車のレクサスを乗り換えたい
・購入手続き等が面倒
な方にとっては利用価値があるのかもしれません。
上位モデルのレクサスともなれば月々20万円程
支払う事になるので購入したほうがいいのかなとも
思いますが、新車の価値下落リスクを考えれば、
1世代前のモデルを一括購入し、縁が無くなれば手放す
考え方が最も賢い方法なのかな、と思います。
△ゴールド免許で等級が20等級まで昇天している方
無事故無違反で20等級までいくと、
任意保険の保険料割引率が-64%となり
年間の保険料が3万円台の方にとって
KINTOはおすすめできません。
保険料の設定は割高であることと、
もしKINTOにしてしまえば、等級は引き継がれないので
その部分も注意が必要です。
△喫煙者、ペットがいる、改造したい方
KINTOでは車の中での
・喫煙
・ペットを乗せる
・改造
はNGとなっています。
良かれと思ってカーナビやドライブレコーダーを
設置したとしてもきちんと原状回復して返さなければ
いけないのでご注意下さい。
△車を所有する事がそもそもステータスな方
車の所有に重きを置かれていたり、
ステータスになる方にはKINTOに限らず
サブスクリプションサービス自体が向いていません。
これは不動産で例えるなら「賃貸」か「持ち家」
どちらが良いかの議論によく似ています。
自分の価値をどこに置くかによるので、
「賃貸」が正しいとか「持ち家」が正しいでは
ない事をご理解ください。
中途解約すると最大でいくらかかるか?
解約理由が
・海外転勤
・運転免許返納
であれば中途解約金は発生しませんが、
中途解約金が不要なケース
ご契約期間中に死亡・免許返納・海外転勤等で運転困難や使用困難となった場合、所定の書類の提出等の必要な手続きを実施のうえ、車両返却(車両状態によっては特約精算金をお支払い)いただくことで中途解約金なしで解約が可能。
- ※5年/7年プランにご契約されている場合は、免許返納および海外転勤等に伴う中途解約時の解約金免除は適用されません。
- ※3年プランの場合であっても、利用開始日から6ヶ月以内の免許返納に伴う中途解約時には解約金は免除となりません。
- ※法人契約の場合、中途解約金が免除されるケースは適用されません。 ※KINTOホームページより抜粋
それ以外の個人的な理由で解約する場合には
中途解約金が発生しますので注意しましょう。
レクサスとトヨタ車で違うのですが、仮に3年契約で
契約1か月目で解約を申し入れた場合が一番多くの
中途解約金が発生します。
トヨタ車の場合:10ヵ月分
レクサスの場合:17カ月分
これはエグいですね・・・
レクサスの上位モデル解約の場合、
違約金で新型RAV4が買えてしまう設定です。
KINTOのメリット
・任意保険料や自動車税などの諸経費が込み
・車検や整備費用も込み(ディラー持ち込み)
・頭金不要で料金が一定さらに税込みの料金体系
・新車購入でローンを組むより毎月の支払額が抑えられる
・新車に乗れる
・WEBからの申込み、契約可能
・ナンバーを選ぶ事ができる
KINTOのデメリット
・ローンを払い終わっても自分のものにならない
・自分の任意保険の等級が引き継げない
・途中解約には違約金が発生する
・走行距離に制限がある(月間1500㌔迄など)
・返却時には原状回復しなければならない
・ペット乗車と禁煙、改造は不可
・契約の延長ができない、その際は再契約となる